Tさん&Aさんの結婚式|長野県松本市にて

Toloccaのウェディングフォト

こんにちは!Toloccaです。

最近お家で過ごしていることが多いのですが、ふと窓の外を見るとツバメが・・・!

なかなか外に出られないけれど、春から夏へ向けて季節が徐々に移り変わっているんだなぁと実感しました。
ゆっくりと季節の移ろいを感じられるのも、こんな時だからかもしれません。

さて、今日のブログも去年のお客様の写真を振り返ってみたいと思います。

昨年の秋、長野県松本市でご結婚式を挙げられたお客様。

お二人と初めてお打ち合わせをさせていただいた時、
「結婚式をすることとは?」
というお話で盛り上がりました。

結婚式や披露宴をする意味とは何なのか?
それらの行為は私たちにとって必要なのか?

お二人が今まで見てきた様々な結婚式を自分たちに当てはめて、
私たちはなんでそれをするのか?
ということを考えてらっしゃいました。

私たち自身は結婚式をして3年半ほどになりますが、当時そのことを同じように考えていました。

自分たちにとって結婚式をする意味とは?
何が必要で、何が不要なのか?
やるからには自分たちが納得行く形で、皆様に感謝の気持ちを伝えたい。

今回、お二人とお話をさせていただき、その時のことがフラッシュバックしてきて、いろんな意見交換をさせていただきました。

このことは、自分たちが結婚式をしていなければ生まれてこない考えだったと思いますし、そういう疑問が生まれると言うことはとても自然で、1つ1つの意味を考える上で重要だと感じました。

それくらい、結婚式は二人の想いが細部にまで詰まっている1日だということ。

そんな気持ちのこもったお話ができて、充実したお打ち合わせとなりました。

結婚式当日、この日は台風が迫っており開催できるかどうかもわからない天気予報でした。

ゲストの皆様の交通手段も確保でき、ほとんどの方が参加できるとのことで開催を決断。

緊張感のある1日の始まりでした。

でも、まるでそんなことはなかったかのようなゲスト様の笑顔に満たされていたレセプションルーム。
素敵な結婚式が始まる予感・・・!

同じくお二人も、支度が整えばリラックスムード。

準備が整った結婚式直前。

新郎様はチャペル入り口で皆様をお出迎え。

「え!?」とゲストの皆様が驚かれている表情がとても印象的でした。笑

必ずしも、式開始と同時にお顔を見せる必要はなくて、
時間の許す限り皆様とできる限りお会いしたり、お話しして交流したいという想いでそのようにされていました。

写真を見て嬉しそうな皆様の顔を思い出すと、気持ちがほっこりとしてきました。

同じ職場で知り合いになったお二人。
人望が厚く、人気者のお二人はいろんな方から常に「おめでとう!」の言葉が!

「せっかく来てもらうのだから、皆んなとたくさんゆっくりと話がしたい。」
常にゲスト様と一緒にいる時間を大切にしていたお二人。

披露宴中も出来るだけ多くの時間を作って交流されていました。

顔見て、触れて、話して、やっと伝わる本当の気持ち。
特別ではない時間が、とても特別に感じました。

最後の謝辞。

新郎様がお打ち合わせ時に話してくださっていたことが1つありました。

「家族とはあまり連絡を取っておらず、会うことも少ない。」

この日、久しぶりに全員が集まって、お会いになるとのことでした。

お父様が一言一言話す言葉に耳を傾けて、心に落とし込む。
そんな形のない流れが見えてくるような新郎様の涙。

面と向かって言えないことも、この日だけは言うことができる。

それが結婚式なんですね。

退場後のエンドロール。
実は、この日の始まりに新郎様がお母様に向けたお手紙を読んで収録していました。

ここにはいないけれど、家族の心の中にはいつも居続けている大切な存在。

そしてみんなの気持ちは常に繋がっている。

二人の涙を見てそう確信しました。

そして、この日に生まれた新しい家族。
この気持ちはきっと連鎖していく。

お見送りの時の皆さんの行動が、この日の想いを表しているようでした。

お打ち合わせの時に話していた、

「結婚式をすることとは?」

その1つの形を見ることができた、本当に素晴らしい結婚式でした。

お二人にしかできない最高の結婚式。
撮影させていただきましてありがとうございました。^^

またお会いできる時を楽しみにしております。

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